2019
20
Nov

とんかつランキング!

【港区とんかつランキング】第十三回 御成門 燕楽の「ロースかつ定食」

ロースかつ定食 - とんかつ 燕楽 御成門

毎週火曜日更新、「港区とんかつランキング」。今週は火曜日更新できず、水曜日にて更新。というか、先週金曜日から今日まで更新が止まっておりました。。9月からずっと毎日投稿できていたのに、ここへ来て一気にペースダウンです。

先週の金曜日に仕事の打ち合わせで中々に面倒な案件が発生して、テンションだだ下がり。それを引きづりここまで更新停止。笑 普段ストレスを抱えないせいか、小さなストレスでガッツリとやる気が失せてしまう病に陥っております。

その案件もやや落ち着きまして、気を取り直して今日からまた美味いもんを食べて綴っていきたいと思います。

さて、今宵は御成門の老舗のとんかつ屋さん、1950年創業で来年で70周年を迎えるという港区とんかつランキングでは避けて通れない名店。現在は中国のご出身ながら、とんかつの魅力に惹かれたという馬さんが店を継いでいらっしゃるそうだ。いざ、参らん。

とんかつ 燕楽 御成門

燕楽

東京都港区新橋6-22-7

営業時間
[月~金] 11:00~14:00, 17:00~21:30
[土] 11:00~13:30
定休日 日曜・祝日

伺ったのは平日17:30過ぎ。大門から新橋へ向かう途中ほどの路地裏にポツンと燕楽はある。昔ながらの良い雰囲気の看板、引き戸をガラガラと開けて入るとお客さんはまだ居ない。

どうやらつい先ほどまでは1組居たようで、片付けの最中。ホール担当のおばちゃんとキッチンのおじちゃんがにっこりお出迎え。空いているからテーブルでいいよ、とのことでテーブル席に1人で座り、すぐさま「ロースかつ定食(2,400円)」を注文。

調理が開始され、しばし待つ。

調味料 - とんかつ 燕楽 御成門

調味料

まずは調味料をチェックしておく。

ソース、醤油、七味に加えて塩は2種。ピンク色の岩塩と普通の食卓塩。昔ながらのとんかつ屋にしては珍しく、食卓塩以外の塩が用意されている。

お新香 - とんかつ 燕楽 御成門

お新香

調味料を眺めていると、暖かいお茶とお新香が到着。

お新香はきゅうり、かぶ、たくあん、白菜という構成。たくあんがあるのは心強い。ご飯の量とカツの大きさがまだ未知数なので、ご飯が余る場合には飯の進むたくあんが頼りになる。

ポテトサラダ - とんかつ 燕楽 御成門

ポテトサラダ

お新香から数分後、お次はポテサラの到着。

カツを一口目に食べた方が美味しさがわかるので、いつもは我慢するのだけど、この日は腹が減りすぎていて少しつまみはじめる。

ぽくぽく

ほぉ、すごいジャガイモ感だ。ぽっくぽっくとジャガイモの食感とジャガイモの素の味。マヨネーズ感は少なく、まさに”ポテト”サラダという具合なジャガイモの存在感。これは美味しい。

人参の他には所々、硬めに茹でられたグリーンピースが入っていて良いアクセントに。美味しいポテサラでカツへの期待が高まる。

 

ロースかつ定食 - とんかつ 燕楽 御成門

ロースかつ定食(2,400円)

お箸置き場がなく、茶碗上で失礼。

注文から17分後にロースかつ定食の到着。かつ、キャベツ(上にパセリ)、ご飯、豚汁、お新香、ポテトサラダとかなりたっぷりなボリューム。

ご飯をよそう直前に、「お兄さんお腹空いてる?大盛りにしておこうか?」と拙者の巨人体系を見て気を使ってくれたのだけど、大盛りはいつもお腹パンパンになってしまうので普通でお願いしておいた。

ご飯はおかわり自由っぽいので、たくさん食べられる方はガンガン食べて良さそうだ。

ロースかつ定食 - とんかつ 燕楽 御成門

ロースかつ

肝心の燕楽のカツは低温じっくり揚げな薄いきつね色の衣が特徴的。バサバサと毛羽立った粗めなパン粉が元の色を保ちつつ、カラッと揚げられている。

真ん中から左右がほぼ対象なロース肉、美味そうだ。

 

ロースかつ定食 - とんかつ 燕楽 御成門

右から4切れ目

一番芯の部分になりそうな、右から4切れ目をファーストバイトに選ぶ。中心部分はほんのりとピンク色の残る火入れ具合ながら、レアというわけではない。

余熱で芯まで火を通しているのがわかるほんのりピンク。そして特筆すべきは衣の密着具合。食べログの口コミ上ではちらほらと衣が剥がれやすいと記載されていて、写真を見るとたしかに剥がれているものもあったのだけど、拙者のこのカツは今まで食べたどんなカツよりも密着している。

赤身と脂身は8:2程度とバランスも良い。卓上の岩塩を少しふりかけ、さっそく一口。

んほっ

サクサクっと軽やかな音を立てて薄めな衣を容易に通り越し、赤身に歯が差し掛かると繊維の細かい肉質がお出迎え。ガシュっと噛み切りにかかると、程よい繊維の抵抗を感じながらも柔らかくサックリと通り抜けていく。

じわりじわりと肉の油と旨味がにじみ出てくる。美味い、美味いぞ。脂身も程よく溶けてジューシーさをさらに増している。

一口では食べ切れず、残りの半分を食べる。

うむ、美味い。豚の旨味溢れる美味きとんかつ。

ロースかつ定食 - とんかつ 燕楽 御成門

右から5切れ目

お次はひとつ左の1切れ。脂身は先ほどより少なく、9:1ほどの割合。

岩塩をふりかけて、食らう。

サックリ、ガシュッと噛み切った後の豚の強い旨味。これぞとんかつ。美味い。豚は平田牧場の三元豚を使用していて、この豚が美味いのはもちろん、衣も相当に美味い。

さっくりと軽い揚がり具合で、油切れも非常に良い。

時おり、胡椒のスパイシーな風味を感じられるのだが、これがまた良い働きをしていて飽きさせない。

じっくりと良く揚げながら、しっとりさも保たれていてパサつきは無い。拙者の後に来た常連らしきご夫婦も美味い美味いと頷きながら食べていらっしゃる。

ロースかつ定食 - とんかつ 燕楽 御成門

ご飯

ここらでご飯もかき込んでいく。

ご飯は柔らかめの炊き加減でやや水分多め。べちゃつきまでは行かないが、少し柔らかい。

もっちりと美味しい。

豚汁 - とんかつ 燕楽 御成門

豚汁

汁椀は嬉しい豚汁。

そういえば、最近行ったとんかつ屋では豚汁を飲むのは久しぶりだ。ほとんどが赤だしか味噌汁続きだった気がする。

豚汁には大根、人参など野菜はもちろん、豚肉もたっぷりと入っている。味付けは濃すぎず、薄すぎずちょうど良い。乳化はしておらず、あっさりとした豚汁だ。

これまた美味しい豚汁。

ロースかつ定食 - とんかつ 燕楽 御成門

右から3切れ目

続いては右から3切れ目。

こちらも脂身は9:1ほどで少なめ。燕楽さんでは結構脂身は切り落としているようだ。時間経過と共に段々と中心部にも完全に火が通り、ピンク色の部分はなくなり全体的にしっかりとした肉質に。

だがしかし、これまたパサつきはなく豚の旨味が強い一切れ。美味い。

もはやソースやその他の調味料はロースかつには要らないのではないかと思われるほど、豚の旨味が強く、絶対に岩塩で食べるべき美味しさ。

そしてやはり、衣の美味しさ、密着具合、油切れは今まで食べたとんかつの中でトップクラス。

脂身は中心から右の2切れほどは噛み切りにくい箇所があったが、それを除けばサックリと歯切れ、下の上でさっと溶ける融点。

キャベツは注文が入ってから切るようで、やや太めの千切り。拙者は極細でふわふわなキャベツの千切りが好きなのだけど、このキャベツは太めの千切りでも非常に美味しい。

少しボリボリ感すら感じるしっかりとした食感に甘いキャベツの味。これがとんかつソースとこぼれおちたサクサクな衣と相まって美味い。

ロースかつ定食 - とんかつ 燕楽 御成門

右端

一番右端の一切れは脂身が6:4ほどで多めなので、辛子を脂身に付けソースでいただくことにする。

軽めのツーンな辛子と共に口に入れた脂身は一瞬でサラっと溶けてジュワッと広がり、サッと引く。後味にいやなクドさが残らない上品な脂。美味い。

もしかしたら、脂身の多い端切れでもソースではなく塩でよかったかもしれない。

それぐらいちゃんと美味しい脂身だ。

その後も、残りのカツを岩塩で頂きつつ、ご飯、豚汁、ポテサラ、お新香、キャベツを順ぐりと食べてペロッと完食。

ロースかつ定食 - とんかつ 燕楽 御成門

完食の図

ご飯のおかわりはせず、お腹は9分目ほどのちょうどいい満腹感。ご飯大盛りだったらやはりパンパンになってしまいそうな印象。

肉質、衣、揚げの技術、豚汁、キャベツ、ポテサラ、全てハイレベルで最近食べたとんかつの中では圧倒的な美味しさでした。また来ようと思います。

では総評!

【肉部門】(22.5 / 25)

・左から3キレ目のファーストインパクト:5点
・2切れ目と4切れ目の美味しさ:4.5点
・脂身の美味しさ:3.5点(2切れほど微妙だったため)
・全体的な赤身と脂身のバランス:4.5点
・衣:5点

【その他部門】(19 / 25)

・ご飯:3.5点
・キャベツ:3.5点
・豚汁(普通の味噌汁):4.5点
・付け合せ(お新香):4点
・ソースや塩その他、調味料など食べ方:3.5点

【お店部門】(16.5 / 20)

・店員さんの対応:5点
・清潔感:4点
・雰囲気:4点
・個人スペース:3.5点

合計:58 / 70 点

総合点は暫定1位の「のもと家」と並び1位!肉部門も22.5点で「とんかつ檍 大門店」と並び1位の高得点。

一口目から最後の一切れまで豚のうまさを存分に味わえる美味しいとんかつでした。特に衣の油切れと密着具合は間違いなくNo.1。

低温揚げのとんかつはしっとり感を強調したい店に多いけれど、その分余熱を考えると油切りに十分な時間がかけられず、衣がべちゃつきふにゃふにゃになることが多々見受けられるが、燕楽はサックリと軽い仕上がり、中はほんのりピンク色のしっとり感を保ちつつ、油もしっかりと切れており、非の打ち所がないとんかつでした。

強いて挙げるならば2切れほど、脂身というか筋っぽさのある箇所があり、そこが減点ポイント。

また、食べログの点数的には拙者が第十二回まで訪問したとんかつ屋に比べると3.55と低めの点数なのだけど、拙者の評価上は同率1位。

なんでみんなこんな低い点数を付けてるのか気になったのだけど、恐らくランチのサービス定食を食べた方は低い点数を付けているのだと思う。

拙者が食べた普通の定食は2,400円、ランチのサービスは950円。このランチサービスのカツは結構薄め。食べログ上の写真を見ると、揚げる温度も夜の定食より高温で揚げ時間を短縮されていると思われる。お昼時は混むので回転をあげるのと、昼休みの時間が限られているサラリーマンの方向けにそうせざるを得ないのでしょう。それに伴い、油切りの時間も短縮するので衣も剥がれやすいと。

その結果、ランチサービスを食べた方々は満足いかず低評価をされているものと思われます。

なので、是非とも100%のうまさを味わうために夜の「ロースかつ定食」を食べてみて頂きたい!

マジでうまかったです。ご馳走様でした。

ではまた!

港区とんかつランキングリンク集

第一回 大門/浜松町「のもと家」の厚切りロースかつ定食
第二回 大門/浜松町「とんかつ檍」のロースかつランチ定食
第三回 麻布十番「とんかつ 都」の上ロースかつ定食
第四回 六本木「豚組食道」のロースかつ膳
第五回 六本木「イマカツ」の特選ロースかつ膳
第六回 赤坂見付「末吉」の特選ロースかつ定食
第七回 赤坂「とんかつ 水野」の特上ロースかつ定食
第八回 新橋「とんかつまるや 新橋烏森口店」の厚切りロースかつ定食
第九回 新橋「とんかつ 明石」の特ロースかつ定食
第十回 三田「とんかつ芝」の上ロースカツ定食リヴ
第十一回 南青山「とんかつ 赤月」の岩中豚ロースかつ膳
第十二回 白金台「とんかつ すずき」のロースかつ定食
第十三回 御成門 燕楽の「ロースかつ定食」
第十四回 麻布十番 むら中の「特製ロースかつ定食」

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