Walking Dead Season9、いつの間にかNetflixで配信開始されていたんですね。先日、久しぶりにネットフリックスを開いたらオススメにWalking Deadが居て、もう見たわ~と思ったらシーズン9。いつの間に。
早速見始めたらもう止まらない。9話まで一気に見てしまった。出演者のギャラ交渉うんぬんかんぬんで主要キャラを上手くフェードアウトさせたりなんだりで大変そうですが、変な方向に行かず上手いこと長く楽しませて頂きつつ、無理をしないでどこかキリの良い所で満足できるエンディングを期待したいものです。
実はWalking Dead大好き、GOEMONです。
キャロルが歳を取りつつも、なぜか段々とキレイに見えてくるあの現象なんなんでしょうね。タイプの顔でもなければ美人とも思わないけど、シーズンを重ねるごとにキレイに見えてくる。キャロル化とでも名付けておきましょう。
さて、今宵は毎度おなじみ、お世話になっているこちら。
後楽寿司 やす秀
東京都新宿区三栄町18-10
営業時間:17:00~23:00 (L.O.22:30)
定休日 :日曜・祝日(月末最終日曜は営業)
四ツ谷から四ツ谷三丁目の途中、三栄公園の角あたりにある隠れ家的一軒家のお店。間違いなく拙者が一番好きなお鮨屋さん。
今宵も量が多いので、早速いきます。
ノレソレ(穴子の稚魚)
まずは瓶ビールを頼み、グビっと1杯飲みつつ初手は珍しいノレソレ(穴子の稚魚)。あまり見かけることのない透き通った半透明なノレソレを命に感謝しつつ、お口へとぅるん。
プチっと噛み切れ、ほのかな甘みと塩味。これは大人な珍味だ。
大きくなったらあんな肉質になる穴子の稚魚も小さい時はこんな感じなのか、としみじみ勉強。
平目
お次は平目。ポン酢か塩で頂く。
拙者は1切れだけ塩で頂いて2切れはポン酢か全てポン酢で食べることが多い。歯切れの良い食感にじんわりと舌に広がる白身の甘み。美味い。
平目、カレイのこの味、ポン酢と合って大好き。拙者、そもそもポン酢が好きというのもあり、好物のひとつ。
生ガキ
やす秀さんで食べたのは初めてかもしれない、生ガキ。煮びたしや焼きではたまに頂くのだが、今宵は生ガキ。
レモンを軽く絞り、ひとくちでジュルっと。
海の塩味にクリーミーで濃厚な牡蠣!美味い。
白子のしゃぶしゃぶ
生ガキに続いて、ふぐの白子を出汁で軽くしゃぶしゃぶしたもの。
熱いので火傷に注意しながら、口に入れ、ぷちんっ! と噛み切ればクリーミー爆弾。
生ガキとはまた違った濃厚クリーミーの美味さ。中瓶で頂いたビールがこの時点で終わりそう。早い。
カツオの刺身
クリーミー爆弾が続いたところで、カツオ。玉ネギのすりおろしでニンニクっぽい風味を出したタレにたっぷり付けて頂く。
このタレがまた美味い。カツオもいつも美味しい。
梵 艶(つや) 純米大吟醸
ここで早くも日本酒へ。1合目は 梵 艶(つや) 純米大吟醸。
何やらこの 梵の艶はマイナス5度以下で1年以上熟成させているらしい。香りがとてもいい。
まろやかで落ち着いた印象。この氷温熟成なるものはどういう効果があるのか気になる。
あん肝
日本酒も来たところで、あん肝。
しっとりと炊かれたあん肝、脂のノリもよくとろける美味さ。
毎度あん肝の美味さにも驚かされる。ホントに美味しい。
松葉ガニのスペシャリテ
あん肝だけで半合飲んでしまいそうな勢いそのままに、お次は松葉ガニのスペシャリテ。
カニの季節、これは食べずにいられない。
松葉ガニの身と味噌和え
まずはほぐし身とカニ味噌を和えたもの。
それぞれ美味いのは間違いなしだが、この美味い身と味噌が合わさった塊はもう最強。
お箸の先でちょこっとつまんでパク。カニを舌から体全体に伝達させつつ、日本酒をキュイッ。たまらん。
松葉ガニの足
続いては真ん中、松葉ガニの足1本。
贅沢に足1本をカニ酢に付け、ひとくちで一気に食べる。
もふっ!と口いっぱいに広がったカニの美味さはもうとんでもない。降参。
松葉ガニとバフン雲丹の握り
身と味噌和え、足1本のあとは松葉ガニとバフン雲丹の握り。
これまた贅沢な組み合わせの1貫。
カニとカニ味噌に雲丹の濃厚さもさらに加わりカオスな美味さ。
松葉ガニの骨酒
スペシャリテで既に艶を1合飲み干した所で、ばっちりタイミングの骨酒。
松葉ガニの殻を炙ってそこへ熱燗を入れ、カニの出汁と風味がたっぷりなお酒。寒い時期にこれは反則技レベルの美味さ。
厨房から運んでくる前からすでにカニを炙った良い香りが漂ってきているのだが、目の前でさらにぷんぷん。香り良し、味良しな最強のお酒。
拙者的にこれに勝るほどの美味い酒はなかなか無いんじゃなかろうかってなぐらい美味い。
カラスミ
おつまみが終わり、握りに入る前にひとやすみ。自家製のカラスミをちびちびしながら、骨酒を飲む。
これがまた美味い。
墨烏賊の握り
握りの初手は墨烏賊。さっくりと歯切れてねっとりと甘い。
この墨烏賊のねっとり濃厚な美味さにキリっとした酢飯が合う。美味い。
カワハギの握り
2貫目はかわはぎの握り。肝は上に乗せず、鮨種と酢飯の間に入っている。小葱もちょろっと。
口の中で酢飯と肝が合わさった所にカワハギ。これが美味い。
松の司 純米吟醸 楽 しぼりたて生原酒
骨酒を飲み干したところで次の日本酒。楽の無濾過生詰。
フルーティーな香りで少しとろみ、旨味が強い。
帆立磯辺焼き
帆立は磯辺焼きで。醤油を軽く塗って香ばしい香りのする大きなホタテ、海苔のパリパリ感が失われる前に急いで食う。
美味い。
海苔と醤油の組み合わせ、誰が考えたかわからないが感謝。帆立も肉厚でめちゃくちゃ美味い。
ボタンエビの握り
3貫目、ボタン海老の握り。
大きなボタン海老。ねっとりとろりとした海老は甘くて美味。
お刺身ではたまに頂くが握りは意外と食べてないかもしれぬが、握りでも美味い。
鮪 赤身の漬けの握り
4貫目は大好きな鮪赤身の漬け握り。
待ってました。拙者の一番好きな赤身の漬け。
この日も言わずもがな、メチャクチャ美味い。カニ、牡蠣、ホタテ、などなどある中でもやはり鮪が一番好き。
愛宕の松(あたごのまつ) 鮮烈辛口
お酒が止まらない。続いてはあたごのまつ。鮮烈辛口と記載の通り、キレ味が抜群。濃ゆい握りの合間にキュっと飲むのに良い。
鮪 トロの握り
5貫目、赤身の漬けの次はトロ。キレイな身に良い脂。目の保養になる美しさ。
トロの脂がじんわりと舌の上で溶け広がりつつ、酢飯と合体すればさらに絶品。
うんまい。
コハダの握り
6貫目、江戸前鮨に欠かせぬコハダ。
しっかり目の〆加減でコハダの脂のノリもよく良い塩梅。
これまためちゃくちゃ美味い。
こないだYouTubeでコハダの動画を見てたのだけど、その個体ごとに〆加減が違うからどのぐらいにするかはもう感だよね。と職人の方が仰ってて改めて凄いなぁとしみじみ。
コノワタの茶碗蒸
ここで一息、茶碗蒸し。この日はなんの茶碗蒸しか忘れてしまった。
コノワタだった気もするが、酔っぱらってしまっていたのもあり、失念。申し訳なし。
赤貝
今宵は松葉ガニのスペシャリテを楽しんだのに加えて、赤貝も凄い。
この大きく立派な赤貝を調理して頂く。
右のちょっと開いてる赤貝は時おり元気よくピュッと潮吹きしていた。可愛い。
剥くとこんな感じ。立派だ。
拙者たち現代人は美味いとわかってるからウマソー!ってなるが、初めて赤貝に手を出した人は勇気ある。普通この見た目で初めて触ったら毒出してきそうに思えるが、食べちゃう所凄いよね。
赤貝の握り
上記の赤貝を握りにしたものが7貫目。先ほどまで元気だった赤貝に感謝しつつ、パクリ。
ぷりんぷりんの捌きたての赤貝は香りがよく甘みが非常に強い。特に香りが凄くいい。
生臭さではなく、なんとも良い海の香りというかもう赤貝の香りとしか言いようのないものが鼻を抜けていく。
ジャックジャックと噛み切るごとに香りがふわんと広がって鼻だけで美味さを感じられそう。
赤貝の肝
続いては赤貝の肝。ボイルしてあり、これがまた大人な珍味の美味しさ。
量が取れないのが悲しいが、この小さな一切れで日本酒がガンガン進む。美味い。
赤貝のヒモの握り
身と肝を頂いた後は8貫目、赤貝のヒモの握り。
身と同様、いやそれ以上に香りが高くこれも鼻だけで美味い。コリコリとした食感に赤貝の香り、そこへキリっとした酢飯。美味。
蒼空 純米生酒 美山錦 かすみ酒
赤貝ですっかり日本酒を持ってかれてしまったので次のお酒へ。蒼空 純米生酒 美山錦 かすみ酒。
これまたフルーティーな香りなのだが、かなり優しくさっぱりとした味わい。
クセなく爽やかで後半によい日本酒。
カマスの握り
9貫目はカマスの握り。
この辺から段々と酔っぱらってしまったのだが、それでも美味かったのを覚えているカマス。
白身の上品な甘みを感じられながらも脂のノリよく大変美味い。
赤貝を連続で楽しんだ後に少しさっぱりとした握り。美味。
サヨリの握り
10貫目、サヨリの握り。
これまた肉厚なサヨリ。白身の上品な味がしながらも青魚の旨味も感じる。
淡泊で上品なイメージながら肉厚なサヨリは脂のノリもほどよく、これがまた美味い。
バフン雲丹の握り
11貫目はバフン雲丹。
ぺったんこサイド海苔貼りのバフン雲丹の握り。海苔がパリパリなうちに即入口。
バフン雲丹の濃厚な味わいに海苔の強い磯の香り。
やっぱり雲丹と海苔の相性は抜群。海苔なしの雲丹握りが多いが、拙者はやす秀さんの影響もあって海苔有が好き。
煮ハマグリの握り
12貫目、煮ハマグリの握り。
肉厚な煮ハマグリに甘いツメをかけて。
ごりゅごりゅとした煮ハマグリを噛みしめるごとに溢れる旨味。こちらも外せない一貫。美味い。
車海老の握り
13貫目は車エビの握り。
立派な車海老の握り。もう海老好きにはたまらない。
ばりゅんばりゅんぶりんぶりんの海老ちゃんが口の中で止まらない。
一噛みごとに海老の旨味がギュシっと感じられ、大変美味。
カツオの砂ずりの握り
14貫目、これまた最強レベルの1貫。カツオの砂ずりの握り。
もう見た目は大トロ。カツオの砂ずりの部分の握りなのだけど、もうすんごい。
今まで食べたカツオの握りの中でも、さらには砂ずりの中でも圧倒的に美味い。
とんでも無い脂のノリながらくどさはなく上品、カツオとは思えぬ身質と味。驚きの美味さ。
これは次いつ食べれるかわからないレベル。
飛露喜 特別純米 かすみざけ
さっきの日本酒でもう今日は辞めておこうと思ったハズだったのだが、カツオのあまりの美味さに一気に飲み干してしまい、最後にもう1合だけ。飛露喜 特別純米 かすみ生原酒。
こちらもしぼりたての生原酒ということで、しゅわしゅわと微炭酸を感じられる。もう味の詳しいことは酔っぱらってしまって覚えておらず、「しゅわしゅわしててうまかった」という小学生の作文レベルの感想にて。今度飲む機会あればじっくり味わいます。
さわらの握り
15貫目のさわらの握りは藁で燻してある。
炙った握りを見かけるが、この燻製のさわらもめちゃくちゃ美味い。
ふわっと香る藁の燻した風味、さわらの旨味がぎゅぎゅっと感。
のどぐろ蒸しの握り
16貫目はのどぐろの蒸し寿司。
これでもかっ!ってぐらいの脂のノリが良いのどぐろ。塩が少々振ってある。
崩れぬよう注意して口へ運べばもうジューシーパラダイス。最高の美味さ。
鮪トロ巻き
17貫目は巻物で鮪のトロ巻き。
トロの比率がえぐい。口に入れた瞬間もはやトロ祭り。さすがの拙者も一口ではいけないほどのトロ量。
大量のトロに圧倒されているところに海苔の良い香り。美味。
穴子の握り
18貫目、ラストを飾るは穴子の握り。
ふわふわとろっとろな煮穴子。小さいころから穴子大好きなのだが、こちらのアナゴはもうとんでも無い美味しさ。
穴子好きにはもちろん、穴子はフツーって人が食べても感動する美味しさ。
自分でもこんなにふっくら美味しく煮穴子を炊けたら…毎日でも食べたい。
最中アイス
最後はデザートに最中アイスを頂く。今宵もかなり食べたが、意外とデザート腹が残っていたので、ハーフでお願いした。
パリパリの皮にギッシリの抹茶アイス。これがまた美味い。
温かいお茶と最中アイスでさっぱりとリフレッシュしてご馳走様。
ノレソレ、生ガキ、松葉ガニ、赤貝、カツオの砂ずりなどなど、今宵も大満足のお鮨でした。ご馳走様でした!
4900文字、やはり鮨の記事はボリューム満点!!!
ではまた!
後楽寿司 やす秀 (寿司 / 四谷三丁目駅、曙橋駅、四ツ谷駅)
夜総合点★★★★☆ 4.2
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