毎週火曜日更新「港区とんかつランキング!」、と見せかけて新宿。いやはや、毎週とんかつ食ってたらなんかもう体がとんかつを常時求め初めてて大変。そろそろ豚になりそう。
どうも、GOEMONです。
とんかつ食うとご飯もたっぷり食べちゃうから、週1限度にしておかないとマジで腹回りがヤバい。でも食べちゃう。だって近くにあったんだ。
そんなわけで今宵はこちら。
豚珍館
東京都新宿区西新宿1-13-8 高橋ビル 2F
営業時間
【平日】 11:00~15:00 17:00~23:00
【土】 11:00~15:00 17:00~22:00
【定休日】日曜・祝日
伺ったのは平日の夜の部オープンちょい後の17時過ぎ。原宿で髪を切って、四ツ谷へ飲みに行くにしてもまだ早い、いったん豚カツいっとくか。ということで訪問。
店へ着くと階段に列が。前には3人ほど、これぐらいなら直ぐかなと思いとりあえず並ぶと店員さんがすぐに注文を取りに来る。ロースかつは普通のが980円、上ロースかつが1,100円とのことで上ロースを選択。
注文した後は続々と後ろに列が出来てきている。どうやら中国からの旅行者が多いようで、キャリーケースを抱えて階段を頑張って登る訪日者がたくさん。新宿駅から近いのでホテルに行く前やら帰る前に来る人が多いのかもしれない。
なんやかんやで列が進まず10分ほどした所で店内へ案内される。事前調査不足だったのだが、こちらは基本的に混んでいる時は相席なようで後ろに並んでいたおじさまと一緒に仲良くテーブルへ。
軽く会釈をしつつ、相席苦手な拙者は気まずさを紛らわすため、必死に仕事のメールがないか探し、忙しいビジネスマンを演じる。しかし1通のメッセンジャーを返した所でもう何もない。くそぅ。
しかし、そんな心配はいらず、すぐに定食の到着。注文を取ってからすぐに調理にかかっていたようだ。
上ロースかつ定食
やや店内が暗くて写真が微妙で申し訳なし。ガリっとしてそうな分厚い衣は粗目なパン粉で高温よく揚げ。
ロースかつの他にはご飯とキャベツ、豚汁、しその実が入った福神漬けという構成。
福神漬け
うむ、ザ・定食な昔ながらの豚カツ。調味料は相席で相手も使っていたので写真はないが、甘口ソース、辛口ソース、塩(家にありそうなやつ)、七味、辛子、ニョクマムダレが置いてある。
上ロースかつ
まずはいつもと同様、左から3切れ目。断面はしっとり感は残っているが、芯までしっかりと火が入っている。背脂はほとんど切り落としてあり、端に少しだけあるか無いかぐらいの脂身量。
はじめは塩をふりかけて頂く。すでに衣が剥がれかけているので、崩壊しないよう細心の注意を払いながら箸で持ち上げる。
パクり。
ザグッっと分厚く固めな衣との激しいファーストコンタクト。ロースはスッと歯が入る柔らかさ。うむ。シンプルに美味いとんかつだ。
上ロースかつ 2切れ目
2切れ目は早くもソースへ。辛口ソースの方をかけて頂てみることにする。豚の旨味自体はそれほど感じず、脂身も少ないのでジューシー感にかけるため、これはソースで味を足して食べるべきだと判断。
ソースには胡麻が入っている模様で、これは美味しそう。
ザグっとかぶりつき、大きな口で頬張る。やはり、ソースで食べた方が美味い。ザ・とんかつ。地元のような安心感。
ご飯
デフォルトでもやや多めな量のご飯をすかさずかきこむ。少し硬めに炊きあげられたご飯、シンプルに美味い。
辛口ソースと分厚い衣のロースかつをご飯にバウンドさせると、ボロボロとソース付の衣がon the ライスをしてくれ、飯が進む。
甘口ソースも試してみたが、辛口ソースの方がこのロースかつには合う。キャベツは残念ながら相席者の領域が映ってしまいそうだったので写真無しなのだが、水水しく美味しいキャベツ。
キャベツには甘口ソースが合う。推奨のニョクマムダレは試さなかったのだが、どうなんだろう。ソースが美味しかったので、特にチャレンジをする気にならず。
豚汁
豚汁は豚のコクを感じるが、椀には豚肉は少しの破片のみで大根がたっぷり。豚汁は食べログの写真を見るにその日と時間帯によってかなり乳化具合が違う模様。この日はかなりあっさり目。
シンプルな豚汁。
上ロースかつ 最後の一切れ
ご飯、キャベツ、豚汁と共に残りのロースかつは全て辛口ソースで頂いた。最後の一切れ、衣の厚さがなかなかのもの。笑
全体的に衣が厚すぎてちょっと胃もたれしてしまった。ロース自体の脂身がないので、衣の脂で少しジューシーさを感じるかもしれないが、拙者としてはもう少し薄目が好み。
衣厚すぎ問題を除けば、昔ながらのロースかつ、シンプルな美味さでした。近場にあればたまに行くかも。という具合ですがあまり新宿まで足を延ばさないため、数年後に近寄ったらまた行ってみるかもしれません。ご馳走様でした。
ではまた!
夜総合点★★★☆☆ 3.1