グイ!グイ!グイグイよし来い! グイ!グイ!グイグイよし来い! GOEMON飲みたい肉食いたい!はい!しんいち!カンカン!しんいちかん!
というわけで、今宵はホストキャバ嬢やばい人ひしめく歌舞伎町の焼肉屋にやって参りました。
いやはや、おじさま方がせっせこと働き少しでも気を引こうと頑張って頼んだシャンパン代や積みに積んでやっとの思いで許された1発の対価何十万といったお金。稼いだそのお金を貢ぎ、付き合いたいと申し出ても断るホスト。そしてその金を引っ提げて訪れたゆきざきで肩を並べて高級時計を買うおじさまとホストさん。お互い気付くことなんてない。歌舞伎町、夢があります。
眞一館 新宿本店
東京都新宿区歌舞伎町2-28-13 第一和幸ビル 1F
営業時間
[月~土] 16:00~翌3:30(L.O.翌2:00)
[日] 16:00~23:00(L.O.22:00)
定休日 無休 (年末年始休みあり)
さて、そんな歌舞伎町には無縁な拙者なのだが、この日はお仕事がかなり遅い時間に終わり社員氏と飯を食うにも良い店がだいたい閉まっている。社員氏の終電も考えないといけないということで、新宿のこちらにやってきた。遅い時間で新宿近辺で焼肉を食べる時はよく使う。
23時前に電話をしてガールズバーのキャッチ姉ちゃんやキャバのキャッチ兄さん達のお誘いを丁寧に真顔でシカトをかまして突き進み、店に着いたのは23時ごろ。店内は全席個室なのだが、ほぼほぼ埋まってそうな賑わい。店員さんも忙しそうだ。メニューを確認し、ビールといくつかの肉とつまみを頼む。
炭がセットされ、準備万端。
キムチ盛合わせ
まずはキムチの盛り合わせ。
見た目は結構辛そうだが、そうでもなくむしろ甘めな味付け。この時間まで夜飯を我慢してたのでとりあえずキムチだけでもビールがめちゃくちゃ進む。
生上タン塩
初手のお肉は生上タン塩。眞一館のタンは生上タン塩の他に「生スペシャルタン塩」というのもあるのだが、拙者は未経験。
厚切りのタン塩かと思われるが、拙者はいつもこちらの生上タン塩。これがかなりの美味さ。タンの甘みとあの食感がたまらなく良い。
これでこんだけ美味いならスペシャルはどうなっちゃってんの?って気になる所だが、
・生上タン塩:1,700円
・生スペシャルタン塩:3,200円
なので、拙者的は赤身の良い部位に費やしたい。同じ考えの方は生上タン塩をオススメする。
ネギ焼き
初めて頼んだネギ焼き。ちょっと野菜も取っておくか、と軽いノリで頼んでおいたのだが予想以上のボリューム。
白ネギをフルに2本分といったところか。
辛みそが付いているので焦げないように注意しながら焼いてハフハフ。美味い。量が多いので肉の合間に焼いて食べるのが良い。
豚バラ厚切り
タンの次は松坂牛と思わせて、豚バラ厚切り。牛の肉達より先に来てしまった。笑
牛は原則松坂牛A5なのだが、豚もぬかりなくブランド豚の東京エックスを使用。札に「私たちはおいしい豚です」という心の声も書いてある。
最近とんかつを食べすぎて豚肉に肥えて来た拙者だが、これは美味い。牛にも劣らぬなかなかの美味さ。
牛とは違った豚肉の旨味とジューシーな脂身が美味い。しかもくどさもない。しっかり味噌味付けなのがまた男にはたまらない。
白米がめちゃくちゃ合いそうな味なのだが、この日はご飯は我慢。たまには体重を気にする。
松坂牛A5 上カルビ
ここで牛の登場。松坂牛A5の上カルビ。良い具合のサシが見た目だけで美味そう。
15秒と10秒ぐらい炙って頂く。
めちゃくちゃ美味い。白米が欲しい。
センマイ刺し
おつまみに刺し物からセンマイ刺し。
センマイ自体には味はないけど、お決まりのタレでコリコリ食べるとビールが進む。キムチとセンマイは安定の焼肉つまみ。
ちなみに、センマイを付けて食べるあのタレなんて呼ぶんだろうと思って調べたら「チョジャン」っていう韓国風酢味噌ダレだそう。意外と家でも作れそうなので市販のセンマイを買って試してみたい。センマイ好きな皆さんもぜひ。
ゴボウのチャプチェ
第二弾のお肉を頼みつつ、時間がかかりそうなので追加でチャプチェ。ゴボウのチャプチェということで、ゴボウの風味が凄いし味もする。これは美味い。
チャプチェ自体もそれほど好んで食べて来なかったし、ゴボウのチャプチェは初めてだったのだがこれはかなり美味い。次回からの定番になりそう。振りかけてある胡麻との相性もよく女性ウケもしそう。
ゴボウチャプチェ、アリ。
松坂牛A5 ランプのステーキ
しばし待って第二弾のお肉登場。松坂牛A5のランプのステーキ。見ただけでわかる、美味いやつやん!(宮川風) これ美味いね、と食べる前から口走る勢い。
ちょっと目を離したスキにやや焼きすぎてしまったのだが、それでも尚絶品。
ジューシーな脂と柔らかな肉質、肉肉しい旨味も抜群で非常に美味。
松坂牛A5 上ロース
もうバリバリサシの入ったものはキツいので赤身を中心にランプとイチボ。
店によって部位の名前で出すか「上ロース」や「特上ロース」で出すかはまちまちだが、眞一館ではランプとイチボは「上ロース」として出している。
どちらもお尻ら辺の肉で柔らかくてあっさり目。これまた安定のクオリティで美味い。
上ミノ
最後はラストビールを追加しつつ、上ミノで〆。
辛みそダレをまとったクニュクニュした内臓。こやつがビールをガンガン進めてしまう。一切れだけでも十分なビールブースト。美味い。
お腹が苦しくてもビールが進んじゃう魔法の内臓とタレ。
どの肉も美味く、今宵も大満足。結局飯が終わったのが12時半過ぎで社員氏は終電を逃し、タクシーで帰ることになりました。であれば、新宿じゃなくてもよかった説。
ご馳走様でした。
眞一館 新宿本店 (焼肉 / 西武新宿駅、東新宿駅、新宿西口駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5