繁忙期を迎え、徹夜で仕事を終える日も多くなってきた今日この頃。

今週の土日はゆったりと過ごしたい。どうにか頑張って金曜日の夕方には仕事を片付ける。

そんな意気込みで1週間フルパワー稼働をし、なんとか金曜日19時前にはひと段落。
すでに体力の9割8分を使い切ってスッカスカの状態になった拙者は軽く飲んで帰りたいが、六本木・西麻布・麻布十番エリアの華金テンションには付いていけそうにない。

うぇいうぇいパーリーピーポーの騒ぎ声が耳に入るだけで今日はシンドイんだ。だが、コンビニ飯やスーパーの総菜を食べるのも嫌だ。1週間の疲れを癒すべく、美味いものと落ち着いた雰囲気が欲しい。

どこへ行こう…..

そうだ。東麻布だ。

あそこなら落ち着いて美味いものが食えるに違いない。

というわけで今回お邪魔したのはこちら。

板前料理 感菜
東京都港区東麻布1-4-2 山田ビル 1F
平日ランチ+17時~
土日はやってる時とやってない時があったような気がする

実は拙者、東麻布住んでいたことがありその頃に何度も行ったことがあるお店。

ランチはいつも混んでいて、季節に合わせた魚の定食が美味しい印象が強い。

冬場の牡蠣の赤みそ煮込み定食は毎週のように通って食べていた記憶がある。夜でも定食を出してくれるのが若かりし頃の拙者に取っては非常にありがたかった。

さて、そんな感菜さんであるが予約も電話もせずに訪問。

1人ですが入れます? と聞くとどうぞどうぞ。

店内には社内の飲み会であろうグループとカウンターで先客の1名様が。

若かりし頃の拙者には高くて飲みには来れなかったこの店、初めての飲みである。まずはビールを頼み、メニューに目を通す。

天ぷらが気になったので、天ぷらを頼みつつ、揚げ終わりまでにいくつかつまみを頼む。

カツオのお刺身(漬け)

シンプルに醤油と生姜、刻みネギ。

疲れた体に染みるビールと刺身はたまらない。一瞬で平らげる。

カツオに続いて、カウンターに並んでいる炊き合わせからナスといくつかの野菜をチョイス。

(写真撮り忘れ)

ひたひたに味の染みたナスが絶品。

ナスって本当に万能。焼いて醤油垂らすだけでも美味いし、トマトパスタに入れても美味いし、煮びたしにしても美味いし最高の野菜のひとつだね。

こういう家庭でも出来そうだけど、ここまで美味くは作れないなっていう料理が非常に好きで、店に来てよかったと思える。

さらにお新香を追加して、パリポリしながら酒を進める。

炊き合わせとお新香が無くなってきたころに天ぷらが揚げ終わる。

少し画質が悪くて申し訳ない。

ナス、シシトウ、ゴボウ、さつまいも、しいたけなど。

カラっと揚がった野菜たちを塩か大根おろし+天つゆで頂く。

ここでもまたナスが美味い。熱いうちに天つゆにくぐらせるとジュゥッとつゆを吸って美味しさ倍増。

ゴボウのかき揚げは塩で頂く。香ばしいかおりとゴボウの甘みが絶品。
個人的にこちらの天ぷらで一番ヒット。

シイタケをはふはふしながら食べ、くどくなってきたらシシトウにかぶりつく。

美味い。頼んでよかった。

量も適度で具材のチョイスも良い。大満足の一品。

天ぷらと合わせて日本酒を飲みつつ、あと少しだけ食べることに。

魚のつまみと汁ものが欲しいと伝えると、
今日は鯛があるよー
とのことだったので、胡麻味噌和えを頼む。汁はハモ汁に。そして、大好きな卵焼きも追加。

 

 

小さく切られた鯛の胡麻味噌和え。

味がけっこう濃い。ちびちびとつまんで酒の充てに。

 

 

ハモ汁

えのき、ネギ、豆腐などが入っている。

澄み切ったスープが胃を通るのがわかる。あったまるね。

ハモ自体は個人的には美味いと思ったことがないので、割愛するがスープが非常に美味。鯛の胡麻味噌和え、酒、スープを繰り返す。良き。

 

 

最後に厚焼き玉子。嬉しいゴボウ付き。

フワフワではなく、しっかり系の焼き上がり。甘すぎない良い甘さの卵焼きで拙者好み。大きな二切れも嬉しい。

さらにゴボウがめちゃくちゃ美味い。

味が染み込んだゴボウはこれだけ追加注文したいほど。

こちらもしっかりと完食し、スープを飲み切ってご馳走様。

全体的に丁寧な作りで一品一品を非常に楽しめる食事であった。

ごち。