仕事というのは良い時でも悪い時でも一定のパフォーマンスを発揮できるよう、頑張りすぎずダラケすぎず、仕事を増やし過ぎず減らし過ぎずが良いと思っている。
今回は仕事仲間から”最近モチベーションが低下している”との連絡を受け、GOEMON論を語りに飲みに行く。
お相手に店選びを任せた所、指定されたのがこちら
店名:つばき食堂
住所:東京都渋谷区広尾5-1-23
営業時間:11:00~23:00(L.O.22:00)
日曜営業
完全禁煙
仕事を早めに終わりタクシーへ乗り込み、西麻布方面からお店へ直行する。天現寺橋の交差点を曲がり、少しUターン気味に商店街へ入ると待ち合わせをしているであろう方々がちらほら。
店の前で車を降り、お相手と合流して入店。おばちゃん2人が明るい笑顔で出迎えてくれる。
この日は予約をしていなかったのだが、待ち時間もなく入ることが出来た。食堂系居酒屋はやはりおばちゃんに接客してもらえると実家感が出て良いね。店内の雰囲気も非常に落ち着いていて、大変よろしい。
周りを見ていると夜でも定食を食べに来ている方が多く、だらだらと飲み食いしている人の方が少ない。我々は飲みのため、ビールとつまみを数点注文してスタート。
まずは塩辛、肉じゃが、揚げ納豆焼を頼む
肉じゃが
ホクホクのニンジンが甘い。
食堂を掲げるのであれば、肉じゃがは基本。シンプルで誰にでも美味しいと言わせる肉じゃがをしっかりと作っている。
ジャガイモも崩れることなく形を保ちつつ、ホクホク感も醸し出している。
味もまとまりが良く、ペロリと平らげる。
ちなみに、取り皿などは欲しい場合言わないと出してもらえなさそうだ。拙者は気にしないのでそのまま2人で食べたけど。
揚げ納豆焼
油揚げに納豆を入れて焼く。シンプルだがこれが美味い。
高校生か大学生の時に実家で食べたっきり口に入れた記憶のない揚げ納豆焼。
そもそも「揚げ納豆焼」という料理名があったことすら今まで知らず、実家では「揚げと納豆のやつ」のような呼び名だったなぁと思い出を振り返りながら頂く。
納豆って意外にビールと合うんだよね。家につまみが無いときなんかは納豆とキムチを混ぜてあげれば充分足りる。
揚げに包まれ、少し焼かれたおかげで香ばしさも出てビールに合う合う。日本酒でもいけるね。
序盤の3品をあっという間に平らげて、お次の注文へ。
塩昆布きゅうり、赤魚の開き、たこネギポン酢、おでん、ハムカツを追加。
塩昆布きゅうりは叩ききゅうりに塩昆布を合えてあり、めちゃウマ。一瞬にして無くなる。
赤魚の開き
焼き魚が数種類あったのだが、赤魚ってなんだっけということでチョイス。
白身魚のシンプルな味。ただ、骨が取りにくく太い骨の周りに皮と白身が引っ付いていて勿体ない症候群にかかってしまうレベル。骨と骨の間の皮が美味そうだったが、そこは断念した。家だったらすするけどね。
こちらは大根おろしと一緒に食べるが、そこまで脂がくどくないので大根おろしなしで食べても余裕。
シンプル白身であった。
おでん
寒いこの季節に居酒屋で食えると嬉しい、おでん。
大根、ちくわぶ、たまご、昆布、揚げ豆腐、ごぼう巻き、白滝がOn皿。
全体的に薄味でやや物足りなさはあった。
あと、おでんは汁が飲みたいんだ。これじゃあ汁をすすれねぇ。お兄さん達はおでんの汁を飲みたいんじゃ!
そんな気持ちを抑えつつ、美味しく頂いた。
コンビニのおでんでも汁たっぷり入れてくれるじゃん?そこ気付いて欲しいお母ちゃん達。次回までに改善されていることを祈る。
家でおでんをちょいちょい作るのだが、おでんの汁はオイスターソースを入れると美味いんです。出汁じゃなくオイスターソースが最強なんですね。お試しあれ。
たこネギポン酢
こちら、一番美味かったのだが写真撮り忘れ。
たこを薄目に切り刻みネギを乗せ、ポン酢がけ。たこが柔らかく良い具合の食感で味つけもベストであった。要注文の逸品。
ハムカツ
こちらも写真撮り忘れ。
シンプルながら美味いハムカツ。美味しい定食屋さんのハムカツは外さない。こちらの食堂もハムカツの美味さは間違いなし。からしとマヨとソースで食べるハムカツは完成形の味であった。美味美味。
いくつか写真を撮り忘れてしまったが、かなり大量に食いお酒も進んだ所で〆へ入る。
〆のおかかおにぎり
拙者がチョイスした〆はおかかおにぎり。焼きおに茶漬けという選択肢もあったのだが、茶漬けは汁分がもう入らんと判断しにぎりオンリーに。
大きめのおにぎりにふやふや系海苔、ご飯には胡麻が降りかかっているスタイル。
お新香が付いてくるのも嬉しい。最後にさっぱり漬物とか食いたくなるんだよね。
おかかの量はやや少なめだが、バクりと頂きフィニッシュ。
2人でこれだけ食って、3杯ずつぐらい飲んで合計11,000円。
広尾でこのコスパはなかなか無いのではないだろうか。
ご馳走さまでした。