今宵も赤坂で仕事を終えて、四ッ谷へ繰り出すか赤坂のどこかで食べて帰るか、はたまた六本木まで帰ってしまうか。どうしよう。
悩みながらもいつもの如く、赤坂見附から溜池への道を歩きつつ食べログ検索。しかしお一人様で初見でも入りやすそうかつ、今日は焼鳥でも鮨でもない気分だ。iPhoneを見ながら歩いてるとキャッチの兄さん達がキャバどうすかキャバどうすか♪の嵐。華麗なるスルーを決めつつ
しばし歩いた所であっ
そうだ、前からここ気になってたのよ。
というわけで前情報なく突撃したのはこちら
おふくろの味 ねぎ
東京都港区赤坂3-7-15 小川ビル1F
営業:11:30~14:00(L.O.13:30)/18:00~22:00(L.O.21:30)
定休日: 土曜日、日曜日、祝日
※追記(2020年4月):店名が変わり、「まめ多 3715」になりました。少し内容も変わっていますが、近くの「まめ多」の女将さんが仕込む手料理の美味さに違いはありませんb
すでに20時近くだったので中はほぼ満席。カウンターの空いてる席に座らせてもらうと目の前には大皿に入ったお惣菜が色々と。きんぴらやら味噌煮やら筑前煮、和え物などなど。
大皿を眺め、この時点でもう今日は勝ったな。と確信。
こりゃ間違いなく酒がススムし美味いに違いない。
そいじゃあビールを頼んで始めますか。
まずはお通しがビールと一緒に到着。
もろこし天とししとう
ん~
お通しのチョイスよ。塩がちょろっと振ってあってもろこしの甘みが倍増。ざっくざっくと食べてはビールをグビッ!!と。
たまらねぇ。こりゃたまらねぇですよ。
続いてはとりあえずすぐに出せる大皿から。
なすの味噌煮
味が染みっ染みなのに煮崩れしていない。なのに柔らかい。でも、しっかり食感もある。
味噌の味が染みてるのに塩っ辛くはならず、優しい味。
ギャップばっかりだけども、美味いのね。ナスが違うのか、調理の工夫がえげつないのか。
おふくろの味、すでにハードル上がってきた。
サバの昆布巻き
こんなん置いてあったら絶対頼んじゃう。サバを昆布で巻いたろう なんて誰が考えたのか。相性良し。
サバの昆布巻きではなく、イワシの昆布巻きになるんだけど2年前まであった四ツ谷の鮨屋で毎回頼んでてそれをちょっぴり思い出しながら味わう。
レバー醤油漬け
ビールが速攻で無くなってしまい、日本酒を召喚。そこで合わせるのはレバー醤油漬け。
焼き鳥屋さんであれば間違いなく注文するけども、小料理屋で見かけるのはちょっと珍しいかもしれない。漬けになって濃厚さがましたレバー、臭みも消えて美味。
ちびちび食べて日本酒もちびちび。これが美味い。
秋刀魚の一夜干し
拙者のメインディッシュ来ましたよ!ってことで秋刀魚。
ここ最近は週1ぐらいで秋刀魚食べてるかもしれない。
醤油はたらさず、おろしと一緒に食べる。まぁこれが美味い。
一瞬にして丸裸に。
厚焼き玉子
飲んで酔うとやっぱり卵焼きも食べたくなって注文。
比較的しっかり目の焼き加減。おろしと一緒に食べればさらに美味。
〆にもつまみにもいける。やっぱりこりゃあもう、おふくろの味を遥かに越えて立派な和食。
鮭おにぎり
最後は鮭おにぎり。これが一番おふくろっぽい。笑
ほかほかご飯に張った海苔が少しふやけ、ちょっぴり強めの塩と鮭が米を欲する。
付け合わせのお新香をつまみながら大きめなおにぎりを食べ進めると、なんか明日も頑張れる気がする。
ご馳走様でした。
おふくろの味 ねぎ (割烹・小料理 / 赤坂見附駅、赤坂駅、永田町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8