秋を楽しむ間もなく、すっかり冬モードな気温の下がり具合。今年は秋刀魚も全然食べれなかったし、松茸もそんなに食べてない。気付けば香箱蟹が解禁させれいてる。冬も美味しいものが多いけれど、短い秋の味覚ももう少し楽しみたかった。
どうも、GOEMONです。
しっかし寒い。夏の熱い時期に飲むビールから一転、段々と日本酒と鍋やおでんでしっぽりとやるのに良い季節になって参りました。鍋は野菜もたっぷり取れて、おでんはあまり太らないので、体重にはいい季節。
そんでもって今宵は定期訪問のお店、荒木町にあるこちら。
舟町一期
東京都新宿区舟町5-25 TSIFUNAMACHI 3F
営業時間 17:00～ (LO 23:00)
早閉め有り
定休日 不定休(HPに記載)
荒木町の杉大門の奥側、舟町の信号からすぐにある創作和食屋さん。基本１人で行ってますが、会食でも利用させて頂いた良きお店。日本酒も常時良いのが置いてあって、どの料理も美味い。
前回の訪問記はこちら： https://goemon.tokyo/?p=2032
今宵は平日夜に一人訪問、いつもの如く直前に電話して空いていたので突撃。
お通し
お通しは昆布と鮪っぽい魚のアテ。あっさり醤油と酒などで味付けされたツマミ。
最初のビールとこれでチビチビと飲み食いする。
ここは誰とも絡まずゆったり美味いものを落ち着いて食べたい時に来るのだけど、今宵は落ち着いていて良い雰囲気。
混んでいても皆さんゆったりな感じで心地良い。
刺身盛合わせ
まずはお魚スタート。1人前で盛合わせてもらった。
左から脂の乗ったブリ、しめ鯖、真鯛の昆布締め。
一期さんはホントにトータルバランスが良く、後で出てくる肉料理も絶品なのだけど刺身も抜群に美味い。
真鯛の昆布締め
最初に真鯛を頂く。
ほんの少しだけワサビを乗せ、醤油も控えめに少しだけ。
透き通るような透明感のある白身ながら、昆布〆で増幅された旨味がじんわりと美味い。
上品な白身の美味さ。
ブリの刺身
サシがキレイなブリ。
ワサビをちょこんと乗せて、醤油にちょぴっと付けて食べる。
肉厚な身に歯をさっくり通して味わえば、舌の上に広がるブリの脂。
ん～、美味い。
しめ鯖
お次は〆鯖。
一期さんには〆鯖の燻製もあって、それも美味しいのだけど今宵はスタンダードなものを頂く。
ちょうど良い〆加減で、しっとりした身に程よい酸味。ビールが進む。
黒むつの炙り刺し
こちらは黒むつ。
皮目を少し炙って、お好みでスダチを絞って頂く。
軽く塩を付けて、一口食べる。
ウマッ
炙ってある皮目の脂もさることながら、身の脂のノリが凄い。
柔らかい食感ながらむっちり感もあり、このぐらいの厚さで切り付けてあってもペロリと食べられる。
醸し人九平次 うすにごり
ここで早くも日本酒へ。
今宵は醸し人九平次 うすにごり。予約販売しかしていないそうな、九平次の生酒。
ちょうど前回ここで醸し人九平次のhumanを頂いたのだけれども、拙者はうすにごりの今回の方が好み。
やや甘めで旨味しっかりながら、シュワシュワとした微炭酸でさっぱり。美味い。
牛タンのやわらか蒸し
日本酒で刺身を平らげたら、メインディッシュの登場。毎回絶対に頼む牛タンのやわらか蒸し！
いつもハーフサイズでお願いするのだけど、今回は欲張ってフルサイズ。笑
一人でフルサイズはなかなか居なそうだけど、美味いからフルでいってみた。
牛の舌ってこんなに分厚いの？ってぐらいな厚さのタン、お箸でスッと切れてしまうほど柔らかく蒸しあげられている。
口に入れて、歯をスッと通すと牛タンからジュワ~っと肉汁と煮汁の大嵐。
めちゃくちゃうんまい。ジューシーすぎる大嵐。
もう台風15号あたりから、20号ぐらいまで毎回毎回今年最大勢力って言ってない？ってぐらい一口ごとに威力を増してくるジューシーさ。前回の勢力越しちゃう勢いってどこまでいっちゃうの？もうそれ日本列島ちょっと右にズレるぐらいな勢いあるんじゃないかってぐらいの凄さ。
イカの燻製 肝醤油添え
牛タンを無心で食らい尽くし、日本酒もグビグビ。同じ日本酒をリピートしつつ、まだまだつまむ。
次なる日本酒のアテはイカの燻製。右にある付けダレは肝醤油。
藁で燻した香りがなんとも食欲と酒欲をそそる。さらに畳みかけるように添えてある肝醤油。
あんだけガッツリ肉を食らったというのに、酒もつまみも止まらないじゃないか。
イカの燻製はコリっとしっかり食感のゲソ部分多め。
肝醤油に付けると、燻製の香りと肝の濃厚さが酒のみ泣かせの美味さを演出してくる。
美味い、美味いぞ。グビグビ飲んでしまう。
牡蠣の明太チーズ焼き
もうね、ビール１本飲んで日本酒も３合近く飲んで一人でほっこりしていると、酔っ払いモード全開。
騒いだり人に迷惑をかけることはないけれど、自分の体のコントロールは失っている。
もう今日はいいやってなわけで、「明太チーズ」に引かれて注文しちゃいました。えぇ、もう体重気にしないっす。
たっぷりの明太子の上にカリカリに焼かれたチーズ、そして底に眠る牡蠣。ぷりっぷりんな牡蠣に絶対に間違いのない明太チーズ。
こんなんズルい、ズル過ぎる。美味い。
ぬか漬けの土佐和え
もう何の日本酒頼んだか忘れてしまったし写真も無いのだけど、最後にもう１合頼みつつ安定の土佐和え。
これが立派なつまみになる。前回も頼んだのだけど、きゅうり、ニンジン、大根のぬか漬けに糸カツオと胡麻がふりかかっている。
これがお新香好きにはたまらない美味しさで、これだけでも日本酒がガンガン進む。
チューリップ唐揚げ
ラストを飾るのは絶品のK A R A A G E！
これも牛タン同様に外せぬ逸品。チューリップスタイルのカリカリクリスピー系の唐揚げ。
カリっとした衣の中にはジューシーさが半端ない肉汁溢れるぶりぶり鶏肉。まじでうんまい。まじまんじ（使い方あってるかわからん）。
やはり一期さんの唐揚げは最強だ。これを最後の〆に食えば、大満足間違いなし。
ここは鍋も絶品なのだけど、一人だと鍋食べると色々つまめなくなっちゃうので、いつもこんな感じなのだけど、複数人で来ても牛タンと唐揚げはぜひ食べてみて欲しい。
いやはや、今宵もなかなかの量を食べてしまって、日本酒もたらふく飲んで満腹酔。美味しく、満足、ご馳走様でした。
また近々来ようと思います。
ご馳走様でした！
舟町一期 （居酒屋 / 四谷三丁目駅、曙橋駅、四ツ谷駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.7
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