神谷町にオフィスを構え、平和な日々を過ごした時代が拙者にもあった。そして2015年、突如として現れたそいつは我が友U君と私を虜にし、U君に痔という病気を患わせたのであった。

というわけで、拙者はすでに神谷町から移転してしまいなかなか行けてなかったのですがふと思い出して1年半ぶりぐらいかそれ以上ぶりに食べてきましたよ。

金蠍 (キンカツ)
東京都港区虎ノ門3-19-7 大手ビル 1F
(あの有名なインド料理屋、ニルワナムの下!)
営業時間
月〜金
11:00~21:30(L.O.売切仕舞い)
土日
11:00~16:00(L.O.売切仕舞い)

11:00~15:00(L.O.売切仕舞い)
引用:食べログ
※土日は早いと昼時で売り切れちゃうので注意!平日も日によっては早い時間で終わっちゃうよ!

冒頭のU君、よく飯を一緒に食べに行くのだが店が出来た当初に週3ぐらいで通っていて、辛いラー油をたっぷり追加して食べるもんだからお尻がやられて痔になったのだね。それぐらい中毒になるというかクセになるのがここの汁なし担々麺。

拙者も当時は毎週1回は最低でも食べてたかなぁ。

ってなわけで何種類かメニューがあるけども、一番美味しいスタンダードな「汁なし金胡麻担々麺」を食券で購入。辛さと小ライス有無を聞かれるので辛さはデフォ、ライスお願いして着席。

まずは小ライスが出てくるので麺が茹で上がるまで恒例のあれを。

小ライス

小ライス

ザーサイ

ザーサイ

卓上に置いてある食べ放題の無料ザーサイ。これをそのままでも良いし、ライスと一緒にまずは食べる。

このザーサイがめちゃくちゃ美味しい。金蠍のザーサイ以外でこんなに美味しいのは食べたことがないんだけど、自家製なのかどこかから仕入れてるのか凄い気になる。正直これと白米でランチ完結しようと思ったら出来ちゃうレベルで美味いんだけど、無料でいいのかねこれ。多分食べたことある人は200円~300円ぐらいでも払って食べると思う。それぐらい美味しい。

ついつい食べ過ぎてライスが無くなっちゃいそうになるけども、ここはグッとこらえてライスを残しておく。

しばし待つといよいよ担々麺の登場。

汁なし金胡麻担々麺 - 金蠍 神谷町

汁なし金胡麻担々麺

“金”にふさわしい神々しさすらうかがえる担々麺の登場。

久しぶりの再会で込み上げてくる涙を必死に抑え、よく混ぜる。

へへっ お前、全然変わらねーな。

という中二病小説さながらの雰囲気を味わいつつ、1年半ぶりの大好物を口に入れる。

これだ。これこれ。これよ。
もっちもちの太麺に山椒とラー油の痺れる辛さ、そこに挽肉と胡麻の甘みと風味。

神谷町を離れてから赤坂でも担々麺を食べ歩いてきたけど、やっぱりこれには敵わない。マイベスト担々麺の称号はやはり金蠍の金胡麻担々麺でキマリ。

サクラじゃないかと思われそうだけども、それぐらいこの担々麺は美味い。

時折ザーサイをつまみながらも、ほぼノンストップで終盤へ。

ここでとっておき。食券で購入しておいた温玉。

温玉

温玉

温玉は注文しないことの方が多かったけど、今日は久々だからなんとなく付けてみた。

丼に温玉をとぅるんと入れて、混ぜる。

汁なし金胡麻担々麺 - 金カツ 神谷町

黄身をまとってちょっとまろやかに。これまた美味い。

もしかしたら痺れ中毒者には余計なトッピングかもしれないけど、これはこれで美味いんだよね。

終盤は底に溜まった挽肉達が麺によく絡むから、温玉があるとその肉達がさらに美味しく頂ける。

そしてそして、麺を食べ終わってもまだ終わらない。

最後のお楽しみ。ライス in DON。

汁なし金胡麻担々麺 ライス

はい、勝利。もう一口目から勝ってたけど、これでもう誰から見ても勝ち。圧倒的。6-0かな。いやむしろ、KOかもしれない。それぐらいな勝利。相手もびびってた(誰)。

というわけで、最後まで痺れる辛さとウマさで脳にびっきんびっきん刺激が走って久々の金蠍に大満足な拙者でしたとさ。

金蠍汁なし担々麺 / 神谷町駅御成門駅六本木一丁目駅

夜総合点★★★★ 4.1